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【記者会見レポート】アメリカから世界へ「リスキリング」を展開する業界大手のGeneral Assembly社が日本国内へ進出。今後の事業方針は?
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General Assembly社が森ビル、アンカースター社と推進する「リスキリング」の今後
2023年2月16日(木)、General Assembly社(ジェネラル・アセンブリー、以下GA)の日本展開に関する記者説明会が行われました。
登壇者は以下の通りです。
- General Assembly Chief Sales and Marketing Officer ロジャー・リー氏
- 森ビル株式会社 営業本部オフィス事業部営業推進部部長 竹田真二氏
- ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事 後藤宗明氏
- アンカースター株式会社 代表取締役社長 児玉太郎氏
GA社は2011年にアメリカで創業。以来、デジタル人材のトレーニングプログラムの提供、官民合同の人材開発など世界中に「リスキリング」の機会を提供し、新たなタレント・雇用の創出や組織に必要な人材の技能成長をサポートしてきました。これまでに同社のリスキリングサポートを受けた受講生の数は10か国・10万人以上にのぼります。
また同社は日本国内向けにサービス展開をするにあたり、2023年2月14日に株式会社森ビルとの戦略的パートナーシップ締結を発表しました。
デジタル人材教育のパイオニアGeneral Assembly社、森ビル株式会社と、日本でのデジタル人材育成の促進に向け戦略的パートナーシップ契約を締結
米国では2010年代から注目されていたリスキリングですが、2020年のダボス会議における「リスキリング革命」の発表や、2022年10月の岸田首相の所信証明にて「国内のリスキリング支援に5年間で1兆円を投じる」などの発表があったことで、国内でも機運が高まっています。
リスキリングは学び直しやリカレントとは異なり、組織の新しい事業戦略に対して、組織側が主体的に従業員の能力を再開発をしていく業務であり、実施責任は組織にあります。日本国内においてはまだまだ議論の段階にあり、実践のフェーズに移っている企業は少ないのが現状です。
そのようななかで、今後危惧されるデジタル人材の不足に備え、リスキリング市場を牽引してきたのがGA社です。各分野の最先端の技術を持つ講師陣による実践型教育プログラムが特徴で、対面/リモートのハイブリッド型の教育を行っています。また、プロダクトやカリキュラムは常に最新の内容に更新され、受講する企業や組織が持つツール・事例に即した内容での教育を実施しています。
日本国内に同様のサービスを提供するにあたり、同社のプロダクトのローカル化、国内でキャンパスを展開するためのオペレーションおよび講師のキャスティングなど、アンカースター株式会社との事業提携で推進していくとのことです。
同様に森ビル株式会社でも、今後リスキリングを実践するビジネスパーソンが「共に机を並べて学習できるようなキャンパス空間」を提供していきたいというビジョンが語られました。実際に対面で教育を受けることでカリキュラムのより深い理解を促せるほか、受講生同士のイノベーションも期待できそうです。
▲写真左からアンカースター株式会社・児玉氏/森ビル株式会社・竹田氏/GA社・ロジャー・リー氏
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